せみ太郎でございます。
相変わらず、セミリタイアへ向けて邁進中でございます。
しんどい時もありますが、早期のセミリタイアを目標に、頑張っています。
さて、皆さんはFIREという言葉を知っていますか?
火のことではないのであしからず。笑
今回はFIREから、お金と自由の価値観を学んでいきます。
FIREとは何か?
FIREとは、「Financial Independence, Retire Early」の頭文字をとった言葉であり、
直訳すると、経済的独立、早期退職、となります。
FIREは、「経済的に独立して、早期に退職するライフスタイル」として、2010年代からアメリカを中心に注目を集め始めました。
セミリタイアについて常にアンテナを張っている私も、この言葉を知ったのはつい数年前です。
さすが、投資や資産運用に意識が高いアメリカですね。
私が社畜精神で惰性で生きている間、既にこのようなムーブメントが起こっていた訳です。笑
私の惰性時代の思い出はこちら…。↓
FIREの言葉の意味としては、セミリタイアやアーリーリタイア、早期脱サラなどと同義ですが、
FIREには、投資、資産運用を積極的に取り入れるという考えが徹底しています。
ただ倹約してお金を貯めるだけでなく、資産運用、投資を重要視している点がFIREの特徴と言えそうです。
FIREムーブメントの発祥地であるアメリカは、元々個人の自由を重視する働き方や、ライフスタイルが普及しています。
合わせて、先述の通りアメリカはマネーリテラシーが高く、投資や資産運用に対して元々なじみが深いので、このような考えが普及するのも当然といえば当然ですね。
日本では、アメリカに比べて投資や資産運用に対してまだまだなじみは薄く、拒否感すら覚える人も多いです。
そして、日本では個人が尊重されるのではなく、会社が尊重されます。
セミリタイアという言葉がようやく最近になって出てきたのも、そういうところが影響していますね。
日本でもようやく、投資や資産運用が身近になってきたとも言えます。
なぜFIREやアーリーリタイアを目指すのか?
日本ではまだまだ、定年まで働くことが当たり前の社会です。
定年で仕事を辞めたら、好きなことをして悠々自適な生活を送るぞ!という考えが普通ですね。
ところが、アメリカでは20代、30代のいわゆるミレニアル世代がFIREムーブメントの火付け役です。
既にFIREを成し遂げた人や、実践している人の情報がSNSなどで多くあふれています。
ではなぜその人たちはFIREを目指すのでしょうか。
それは、自由を得たいからということに尽きます。
会社に縛られることなく、時間に縛られることのない自由が欲しいからです。
経済的自由よりも、精神的自由を重視しているということができるでしょう。
満員電車に押し潰されながら、会社のストレスに耐え続け経済的自由を重視するか。
もしくは早い段階で見切りをつけ、自分らしく生きる精神的自由を重視するか。
FIREを目指している人は、後者を選んでいる人たちです。
私も、セミリタイアとは、定年退職などを待たず、ある程度若い内にメインの仕事を辞め、時間的、精神的余裕を持ち、好きな仕事をしながら自由に生きていくこと、と考えています。
セミリタイアまでの貯蓄、セミリタイア後の収入源などに多少の違いはあれど、最終的には自由さを選ぶ、ということに違いはありません。
FIREムーブメントの4%ルールとは?
FIREの基本的な考え方は、働いている間は支出をできるだけ抑え貯蓄にまわし、リタイア後にその貯蓄からの投資による収益によって生活することを目指すというものです。
その中でも、FIREの4%ルールというものがあります。
これは、リタイア後に投資による運用利回り4%を目指すというものです。
例えば、FIRE後の年間の生活費を200万円と仮定します。
200万円を投資の運用益だけでまかなうとすると、
200万円÷0.04=5000万円
5000万円元手があれば、利回り4%の運用利回りだけで年間の生活費が捻出できる計算になります。
FIRE後の生活費などは個人差がある為、金額については一概には言えませんが、上手くポートフォリオを組めば、利回り4%という数字は決して不可能な数字ではないですね。
要は、貯めたお金だけで、リタイア後の生活費をまかなうことを目標としているということですね。
また、このような計算式もあります。
年間支出額×25=FIRE必要資金額
上記と同じく年間支出額を200万円とすると、
200万円×25=5000万円
同じく5000万円という数字が出てきます。
FIREを目指してみたい方は、この計算式でシミュレートしてみてはいかがでしょうか。
まとめ お金の価値観とは
アメリカを中心に流行している、経済的に独立し早期に退職するライフスタイルであるFIREについて見てきました。
お金の価値観は様々です。
会社も仕事も好きで、働くことが苦にならず、定年まで働きたいという人もいるでしょう。
必死に働いて高い車や時計を買いたいという経済的自由を重視する人もいます。
一方で、会社が嫌いで仕事がしんどい、できるだけ早く貯蓄をしてセミリタイアしたいと思う人もいるでしょう。
会社という組織の縛りから抜け出て自分の時間に重きを置く、精神的自由を重視する人もいます。
また、経済的自由と精神的自由、どちらも欲しいという私のような強欲な人もいるかもしれません。笑
どういう生き方をするか、FIREを通して考えてみるのもいいかもしれません。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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