せみ太郎でございます。
総合通信大手であるKDDI(9433)を保有しています。
KDDIといえば、auの携帯電話事業で有名ですね。
また、高配当銘柄であり、株主優待も充実しておりとても魅力ある銘柄です。
今回は業績や財務状況、株価などから、KDDIが買いかどうか検証してみたいと思います。
KDDIの業績や財務はどうなのか?
売上高を見ると、2014年から特に上昇していますね。
スマートフォンの普及と共に売り上げを大きく上げています。
KDDIの主な収益は携帯電話の通信料やインターネットの回線料金です。
携帯電話などの通信事業は、毎月安定的に収益を上げられるビジネスモデルである、サブスクリプションの典型ですね。
実際、リーマンショックのあった2008年前後の売上を見ても、ほとんど落ちていません。
安定的な収益を上げられる事業内容で、なおかつ不況にも強いビジネスモデルというところは、KDDIの大きな強みですね。
また、営業利益を見ても、右肩上がりで上がっています。
2019年には、過去最高の1兆円超えを達成しています。
営業利益率は約20%と、非常に高い水準になっています。素晴らしい利益率ですね。
更に、キャッシュフローを見ても、重要な指標である営業キャッシュフローは安定成長しています。
今後も安定したキャッシュフローを稼いでいけそうです。
また、KDDIの自己資本比率は約57%となっています。
自己資本比率は、一般的に40%を越えれば優秀企業とされるので、KDDIの60%近い数字はかなり良い財務状況と言うことができます。
KDDIの株価について
ここ最近は、3,300円前後で推移しています。
半年前と比べると、大分戻してきていますね。半年前に買い増ししておけば良かった…^^;
通信費値下げの国からの介入や、楽天の携帯事業参入などの懸念で下げましたが、今では盛り返しています。
数値的に見ていくと、PERは約12倍でやや割安な水準、PBRは約1.8倍で割高ではない数値になっています。
現在の株価は、適正な株価になっていると考えられます。
KDDIの配当金の推移
KDDIの配当金は、右肩上がりに上がり続けています。
18期連続増配の予定となっており、2020年3月期は1株115円予想となっています。
しかも、配当性向は約40%となっており、配当余力もまだまだ十分にありますね。
今後の増配にも十分期待が出来そうです。
また、公式ホームページには、
「配当性向40%超」と「利益成長に伴うEPS成長」の相乗効果により、今後も、持続的な増配を目指します。
KDDI公式ホームページより引用
とあり、株主還元にも強い姿勢が見られます。
株主優待が魅力的!
KDDIといえば、株主優待もとても魅力的です。
優待品はカタログギフトで、株式保有数と保有期間により内容が変わっていく制度です。
100株で5年未満保有であれば3,000円相当のカタログギフトが、5年以上保有となると5,000円相当にグレードアップします。
また1,000株以上5年未満保有であれば5,000円相当、5年以上保有となると10,000相当のカタログギフトとなります。
優待カタログギフトの中でも、オリックスに匹敵する充実ぶりではないでしょうか。
まとめ
ここまでKDDIの業績、株価、配当の推移などを見てきました。
業績良し、配当良し、優待良しのKDDIは、とてもおすすめな銘柄と言って良いでしょう。
今後もこれが続く限り、KDDIは永久保有銘柄として考えています。
通信事業というサブスクリプションであるビジネスモデル、今後もそれを続けられる体力のある企業であると思います。
個人的には、もう少し株価が下がったところで、買い増ししたいですね。
繰り返しになりますが、半年前に買い増ししておくんだった…笑
以上、KDDIはとてもおすすめな銘柄です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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