せみ太郎でございます。
最近はインカムゲイン重視の投資に比重を置くため、高配当株への投資を積極的に行うようになってきました。
高配当とはいっても、ただ利回りが良いというだけでは当然ダメで、その企業がしっかり配当を支払い続けていく体力があるかどうかが重要です。
例えば、長期で連続増配をしている銘柄などは、業績が安定していると見る一つの指標になります。
日本にもたくさんの連続増配を達成している高配当銘柄があり、投資したい高配当株はたくさんあります。
お金が湯水のように湧けばいくらでも投資が出来るのですが、そういう訳にもいきませんよね。笑
今回はそんな時のオススメ投資方法について紹介します。
全ての優良高配当銘柄に投資するのは難しい
日本株は、基本的に100株単位での取引になるので、お気に入りの銘柄全てを単元株で買うのは資金面でかなり厳しいものがあります。
下記に長期連続増配しており、かつ高配当な銘柄をあげてみます。
下記はあくまで長期連続増配で、かつ高配当というだけで、全てをおすすめ銘柄としてあげている訳ではないのであしからず。笑
指標としてご覧ください。
コード | 企業名 | 株価 | 最低投資額 |
4544 | みらかホールディングス | 2,929円 | 292,900円 |
9433 | KDDI | 3,386円 | 338,600円 |
9436 | 沖縄セルラー電話 | 4,265円 | 426,500円 |
8424 | 芙蓉総合リース | 7,330円 | 733,000円 |
2914 | JT(日本たばこ産業) | 2,335円 | 233,500円 |
4732 | ユー・エス・エス | 2,006円 | 200,600円 |
7466 | SPK | 2,683円 | 268,300円 |
上記の企業は全て、10年以上連続で増配しており、かつ配当利回り2.6%以上の高配当株です。
上記でピックアップした7銘柄を、100株ずつ買うだけでも、約250万円もの資金が必要になります。
資金が潤沢にあれば問題ないですが、一般的なサラリーマンであれば、全て買うのに1年、人によっては2年くらいかかってしまうかもしれません。
いくら配当狙いで高配当株を買うとはいえ、これではかなり非効率的と言えます。
そんな時に、もっと安く、手軽に投資する方法があります。
単元未満株で投資して、高配当ポートフォリオを組む
各証券会社には、100株未満からでも取引が可能な制度があります。
SBI証券の『S株』や、マネックス証券の『ワン株』などがそれにあたり、1株単位から株を買える制度となっています。
どちらも手数料は0.5%となっています。
配当狙いで高配当株を買う場合、長期保有が前提となるので、コスト的にも問題ない範囲でしょう。
上記の7銘柄を10株ずつ購入する場合、合計16万円あれば買えることになります。
自分なりの高配当ポートフォリオを低コストで組むことができることになりますね。
少ない金額から多くの銘柄に分散投資ができることは、投資初心者の方にもとてもおすすめな点です。
また、任天堂(7974)やファーストリテイリング(9983)などの株価の高い銘柄を手軽に買うこともできます。
例えばファーストリテイリングの株価は約6万円で、100株買うとなると600万円も必要になる『値がさ株』ですが、単元未満株で投資すればこういった銘柄の株主になることも可能です。
多く取引するなら、SBIネオモバイル証券が一番!
基本的に株の購入にはその都度手数料がかかりますが、SBIネオモバイル証券は月額制をとっています。
月の売買代金が50万円までなら200円(税抜き)となっていますが、SBIネオモバイル証券はTポイントで取引ができます。
しかもTポイントが毎月200ポイントもらえるので、実質消費税分の20円のみで取引し放題ということになりますね。
単元未満株で多く取引したい人、Tポイントを貯めている人には、SBIネオモバイル証券の一択でしょう。
単元未満株投資にデメリットはあるか?
指値注文ができず成行注文のみである点があげられますね。
また、ほとんどの場合株主優待ももらえません。
議決権もないため、株主総会に出席できないなどがあります。
ただ、もちろん配当金は保有株数に応じて受け取ることができますし、大きなデメリットとは思いません。
上記の株主優待や議決権も、100株に達すれば受けることができるようになります。
少ない資金でも高配当ポートフォリオを組める単元未満株投資はオススメ
ここまで、単元未満株を使った投資について見てきました。
少ない資金でも、多くの高配当株に分散投資ができ、独自のポートフォリオを組む方法として、単元未満株投資はとてもおすすめできます。
また、低コストで手軽に始められることも、投資初心者にとって嬉しい点でしょう。
うまく資金を分散投資して、将来の資産増に繋げてみてはいかがでしょうか。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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