【高配当】高配当株であるJT。今後の配当金はどうなるのか?

高配当株
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せみ太郎でございます。
高配当株であり、株主優待も充実しているJT(日本たばこ産業、2914)を保有しています。
先日、JTから株主優待品が届きました。
今回は子会社であるテーブルマークのカップラーメンと、レンジでチンするご飯、お粥のセットをもらいました。

さて、株主優待も充実のJTですが、なんといってもその魅力は配当金でしょう。
JTの配当金が今後どうなるのか、検討していきたいと思います。

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JTの配当金推移について

まず、JTの配当金推移ですが、
2019年12月期で、16期連続の増配を予定しています。
2019年度は1株154円を予定しており、現在配当利回りは6~7%と、高利回りで推移しています。
日本株の配当利回りは平均2%前後であり、
JTは日本でも有数の高配当銘柄といっていいでしょう。

保有し続けるだけで配当収入が増えていくJTは、高配当株としてとても魅力的と言えます。

JTの今後の配当金はどうなるのか?

これまで右肩上がりで上がってきたJTの配当金ですが、今後の配当金の推移が気になる方も多いと思います。
私もその一人です。笑
これは様々な側面から、見ていかなければいけません。
それぞれ見ていきたいと思います。

株価は下落基調である

ここ最近は、2,400円近辺で推移していますね。
6月末の権利取り前後の大きな下げがありましたが、それ以降はこの辺りで落ち着きました。
しかし現在の株価は、3年前と比べると、約半値になっています。

数値的に見ると、PERが約12倍で、やや割安な水準
また、PBRが約1.6倍となっており、割高ではないと言えます

最近の業績は成長はしていないが、安定している

たばこ事業は斜陽産業であり、年々喫煙人口は減り続けています。
この流れは今後も続いていくと思われます。
ただし、国内では独占企業であり、国(財務大臣)が大株主であることもあり、
税収などの観点から見ても、バックボーンはしっかりとしています。
また、重要である営業キャッシュフローも、安定的にプラスとなっています。
たばこ事業は新規の設備投資を必要とせず、正に成熟企業といえます。

成長企業ではないが、今後も安定した業績を出していける企業と言えそうです。

配当性向は年々増加している

年々配当金を増やしていると同時に、配当性向も比例して高くなっています。
現在の配当性向は約70%であり、かなり高めな水準です

配当性向が高くなると、配当金に回すお金に余裕がなくなってくる訳で、
増配余地は年々、小さくなっています。
今後の配当増の鈍化は避けられないかもしれません。

ESG投資による売り圧力

株価についての一つの懸念として、ESG投資による売りがあります。
ESG投資とは、環境・社会・企業統治に配慮している企業を重視して投資しようという世界的動きのことです。
たばこや原子力、ギャンブルなどを扱う企業は社会にとって良くない企業として、
保有しないという機関投資家が増えています。
これは海外でも顕著で、アメリカのたばこ株などもよく売られています。
業績などに関係なく、売られやすくなっているという懸念があります。



まとめ

上記のような状況からも、利点、懸念点とあります。
ただJTは株主還元姿勢がある企業と考えています。
そしてJTは、上場以来一度も減配をしていません。
今後もうまく投資をしていけば、インカムゲイン銘柄として良い投資が出来ると考えています。
ただ今後は、増配の鈍化も考えられますので、常に念頭に置いておきたいところ。

私は今後も状況を注視しつつ、JTへの投資を継続していこうと思っています。
また、今後は医療分野など、たばこ以外の事業でも利益増を期待したいところです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
 

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