せみ太郎でございます。
投資で得られる利益には、
『キャピタルゲイン』と『インカムゲイン』の2種類があります。
それぞれに特徴があり、投資方法も変わってきますね。
今回はこの二つの利益について書いていきたいと思います。
まずはそれぞれの特性について見ていきましょう。
キャピタルゲインとは
キャピタルゲインとは、株式の売買によって得られる利益のことです。
「株で儲けたー!!」
と聞けば、これを想像する人が多いのではないでしょうか?
要は、購入した時より売却する時のほうが株価が高ければ、
その差額が利益になるということです。
下に例を出してみます。
1株2,000円の株を100株、20万円で買うとします。
徐々に株価が上がっていって、1株4000円になりました。
「さあ売ろう!」
とすると、40万円で売ることができます。
20万円で買ったものが40万円で売れました。
結果20万円儲けることができました。
これがキャピタルゲインです。
単純ですね笑
インカムゲインとは
インカムゲインとは、株式を保有することで得られる配当による利益のことです。
株を持ってさえいれば何もせずとも入ってくるお金(配当金)であり、
正に不労所得と言えます。
セミリタイアを目指す我々にとっては最高の言葉ですね!笑
配当金は、企業が稼いだ利益の中から、株主に対して還元するお金のことです。
ちなみに、株を保有していると様々な優待品を貰えたりもしますね。
このようなものを総じたものが、
インカムゲインです。
どちらの利益を狙っていくか?
大きな利益を狙っていくのであれば、当然キャピタルゲインになるでしょう。
例えば全く注目されていなかった企業の株を保有していたとして、
その企業が何か画期的な商品を開発し、結果株価が急上昇すれば、
テンバガー(株価10倍)も夢ではないかもしれません。
しかし逆に、株を買った後にその企業の業績が悪化し、
株価が大きく値下がりし損失が出る可能性もあるでしょう。
大きな利益を目指す分、大きな損失が出る可能性もある訳ですね。
一方、手堅く利益を狙うのであれば、インカムゲインになるでしょう。
こちらは株を保有してさえいれば得られる利益なので、
キャピタルゲインよりリスクが低く、安定的と言えるかもしれません。
例えば、年間配当100円の株を1000株持っていたとすれば、
何もせずとも年間10万円が自動で得られることになります(税金考慮せず)
しかし、年間100円の配当を出すこの企業が、
業績悪化で配当を減配すると発表し、株価が暴落したらどうでしょうか。
購入した時点から大きく株価が下落し、
配当金を得ていたとしても結果、損切りをして最終的にはマイナスになるかもしれません。
どちらも効率よく狙っていこう
どちらにも良い点はありますが、投資に絶対はないということです。
個別株でうまく利益を上げていくには、
ある程度の情報収集、勉強、精査も必要です。
しかし、投資で必ず100%勝てるなんて人は絶対いません。
(一回だけやって買った、とかは無しで笑)
トータルで、どちらの利益も掴んでいければ良いと考えています。
また、今回は個別株での例で書いてみましたが、
他にもインカム、キャピタル両方の利点をうまく生かした金融商品などもあるので、
また別の記事で書いていきたいと思います。
利益が出るときも損失が出るときもあるかもしれませんが、
自分が「この企業になら投資出来る!」
としっかり思えた企業に投資することが一番大事ですね。
投資はギャンブルではないので、長い目で、ことに当たっていく心も大事かと思います。
せみ太郎の投資手法
私も、上に書いた通り、キャピタルもインカムもトータルで利益を出すという気持ちで投資をしています。
銘柄選別には、主に会社四季報、新聞、ネットなどから情報収集しています。
特に、今はネットで色々な情報を得ることができるので、
気になった銘柄があったらその企業の決算資料などを見て、
現在の業績はどうなのか?現在の株価の水準は高いか低いか?今後の企業方針は?
などなど、その企業の情報を調べた上で、
投資ブログやツイッターなども見ています。
もちろんSNSの情報だけを鵜呑みにするのはダメ!ですので、
しっかり自身でも調べた上で、SNSの情報も参考にしていますね。
ちなみに四季報は今やネットでも見れる時代ですが、
自分は分厚い本を買ってます。笑
紙媒体のほうがなんかいいんですよね!
とはいえ、限られた時間の中で全てを調べきることはなかなか難しいところもあるので、
最低限、調べる項目を絞って、最終的にはこの企業に投資したい!
と自分が思える銘柄に投資することが重要だと思います。
それと、投資だけの話ではないですが、
日々の生活の中で常にアンテナを張って、何かのヒントがないか?
を意識して過ごすようにしています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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