せみ太郎でございます。
新型コロナウイルスの影響で、世界経済が暴落しています。
2月末は記録ずくめの大暴落となりました。
3月に入っても、未だ不安定な相場が続いています。
こういった下落相場の時には、個別株に投資するのはなかなか勇気がいるものです。
そんな時に頼りになるのがインデックスファンドです。
今回は暴落時にこそインデックス投資をおすすめする理由について書いていきます。
インデックス投資は暴落時でも淡々と買い続けるべき
主に、日本株なら日経平均株価、米国株ならS&P500などの市場指数に投資をするのがインデックス投資なので、基本的には市場が下落すればそれに比例してインデックスファンドも下落していきます。
暴落時には日に日に資産が目減りしていきます。
せっかく増えた資産を減らしたくないし、そんな時は急いで現金化したほうがいいのでしょうか?
答えはNOです。
なぜなら、インデックス投資は長期投資前提であるからです。
インデックス投資は長期で続けることが大切
そもそもインデックスファンドとは、日経平均株価やS&P500などの市場指数に連動する投資信託のことです。
インデックスファンドのような積み立て投資を行う手法の場合、長期間価値が上昇し続ける可能性のあるものに長期で投資することが重要です。
日々の小さい騰落から、リーマンショックや今回のコロナショックなどの大暴落まで、短期的に見れば指数が大きく下がったり上がったりしますが、経済を長期的にみると、ほとんど影響なく右肩上がりで成長を続けています。
画像引用元:S&P500 Histrical prices
上のグラフはアメリカのS&P500のチャートです。
S&P500は、ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している代表的な500の銘柄から抽出した株価指数です。
チャートを見れば分かる通り、短期的に見れば上げ下げを繰り返していますが、長期のスパンで見れば、正に右肩上がりで推移していることが分かります。
このような長期スパンで考えた時に資産を増やすことが出来る恩恵を受けれるのが、インデックス投資の醍醐味です。
つまり、短期的な上げ下げに一喜一憂する必要は無いのです。
暴落時に売ってしまうのはもっともやってはいけないこと
上記の通り、インデックス投資は長期で投資することで最大の効果を得られます。
市場が右肩上がりで成長することに期待して投資をするからです。
ですから、一時的に市場が暴落したとしても、ぐっと我慢して愚直に投資を続けることが何より大切なんですね。
例え暴落して一時的に資産が減ってしまったとしても、そこで売ってしまっては長期投資の恩恵が受けれず元も子もありません。
暴落時の狼狽売りだけは避けなければなりません。
インデックス投資のメリット
最大のメリットは、面倒な個別銘柄の分析が必要なくほったらかし投資で長期投資の恩恵が受けられる点です。
毎月決まった金額を愚直に積み立てていく、それだけで良いんです。
投資は、安いときに多く買えば得をする、高いときに多く買えば損をするものです。
では、暴落していて株価が下がっているのなら、一度売ってからまた買えば良いと考えるでしょう。
しかし、株価がどこまで下がるかを完璧に予測することは不可能です。
底値と思って購入したら、そのままダラダラと下がり続けるということは往々にしてあることです。
個別株であれば尚更ですね。
であれば、面倒な銘柄の選別も必要なく、ほったらかしで長期投資の恩恵を受けられる可能性の高いインデックス投資は、暴落時の投資としてベストであるということができます。
あのとてつもない大暴落だったリーマンショック時でも、上のチャートからも分かる通り長期のスパンで見れば市場はそれ以上の成長をしてきました。
暴落時は大きなチャンスでもあります。
しかし底値を見極めるのは至難の業です。
だからこそ、インデックス投資でどのような時にでも淡々と買い付けることにより利益を出すことがベストな選択と言えます。
投資初心者に最適
インデックス投資は、先述の通り個別銘柄の分析などは必要ありません。
ただ愚直に毎月一定額を積み立てていくだけです。
また、ファンドの種類にもよりますが、一つのインデックスファンドに投資をすれば、何百という銘柄に投資をすることが可能です。
こういった点で、投資初心者の方にもオススメと言えます。
毎月、一定額をファンドに積み立てていく設定をしてしまえば、あとはやることはありません。
愚直に長期投資をしていくだけです。
とはいえ、インデックスファンドにも数多くの種類があり、どれを選んだらいいか迷うことがあると思います。
下記の記事ではおすすめのインデックスファンドも記載していますのでご参考下さい。
暴落時は狼狽売りせずインデックス投資で愚直に長期投資しよう
暴落時のインデックスファンドへの投資がおすすめな理由を見てきました。
以上をまとめてみます。
・暴落時の狼狽売りは愚の骨頂
・インデックス投資は初心者にもおすすめ
暴落時は一時的に利益が減ったり、含み損を抱えることもあります。
そんな時でも、インデックスファンドへの投資を途中でやめてしまったりしては長期投資の恩恵を受けられなくなってしまいます。
また暴落時はチャンスでもあります。
インデックス投資を始めるいい機会にもなり得ます。
暴落時にも冷静に、市場から撤退することなく投資を継続していきましょう!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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