【ドルコスト平均法】若いうちからの長期投資が最強な理由【初心者にもオススメ】

せみ太郎でございます。
老後2000万円不足問題辺りから、
若い人の間にも投資に対する話題が増えてきたような気がします。
以前、下記のような記事を書きました。
　

私が若い時、もっと早く投資を始めておけば良かった…という後悔と絶望の記事ですが(笑)
惰性で過ごしていると、あっという間にチャンスを逃してしまいます。
投資を始めるなら、早いうちに始めたほうが有利です。
今回は、若いうちからの長期投資が最強な理由と、その方法について書いていきます。

長期投資で最大の効果を生む、複利とは？
初心者にオススメ、ドルコスト平均法とは？
1. ドルコスト平均法
具体的にどのような商品を買えばいいか
1. オススメの投資信託
若いうちから長期投資することは強力な武器になる

長期投資で最大の効果を生む、複利とは？

利息には、単利と複利の2種類があります。

単利：「元本」だけに金利が付く計算方法
複利：「元本＋金利」に金利が付く計算方法

単利は、最初に預けた元本に対してのみ利息がつくので、利息を再運用するということはありません。
複利は、最初に預けた元本についた利息を、どんどん元本に再投入して新たな元本とし、利息を再運用する方法です。

簡単に言えば、複利は、長期で運用すればするほど、元本自体が大きくなっていきます。
したがって、その分利息も大きくなっていく訳です。

300万円を、5％の利回りで10年運用する例で、
単利、複利それぞれの10年後の運用結果を見てみましょう。

単利：450万円
複利：488万6684円

複利のほうが38万6684円多く儲かりました。
さて、それでは同じ元本と利回りで30年運用すればどうでしょうか。

単利：750万円
複利：1296万5827円

なんと、複利のほうが546万5827円多く儲かりました。
長期運用ではその運用年数がものをいいますが、
長期で複利運用をすれば、単利に比べこれだけの差益を出すことができるんですね。
正に、資産が雪だるま式に増えていきます。

上記の事からも、早期からの長期運用がいかに資産を生み出すかが分かると思います。
若いうちからの資産運用、最強です。

初心者にオススメ、ドルコスト平均法とは？

若い方には、まだ投資に詳しくなかったり、始めたばかりだったりと
初心者の方も多いと思います。
若いうちから銘柄研究…もいいですが、仕事に遊びに忙しいのも重要です(笑)
そんな初心者の方にもオススメなのが、ドルコスト平均法です。

ドルコスト平均法

ドルコスト平均法、別名「ほったらかし投資」です。
ほったらかしで大丈夫なの？と思いますが、
しっかりとした論理があります。

ドルコスト平均法とは、簡単に言えば
毎月同じ日に定額を積立て続ける投資方法です。
投資は安いときに多く買えば得をする、高いときに多く買えば損をするものです。
いつも安いときに買えればいいですが、それはプロでも難しいことです。
そこで活躍するのがドルコスト平均法です。

投資信託などで、定期的に一定額を購入するように設定すると、結果として、
株価が安いときは多く、株価が高いときは少ない株数を購入することになりますよね。
結果として、平均取得単価を安くするという効果があります。
ただ、それ以上にドルコスト平均法の最大の強みというのが下記です。

・株価の変動にとらわれず、愚直に投資を継続できる。

この一点が、一番のメリットになります。
くどいくらい言っている通り、長期運用には早いうちからの投資が重要です。
しかし投資するタイミングを見極めるのに迷ったり、
面倒くさくて途中でやめてしまったりしては長期投資のメリットが受けられません。
続けることが何より重要なんです。
その点、この投資手法なら、悩まず、手間もかからず投資を継続することができます。

具体的にどのような商品を買えばいいか

さて、若い初心者の方が長期投資をするにあたり、
オススメできる商品はどのようなものかを書いていきます。

複利、ドルコスト平均法の二つの観点からみても、投資信託（インデックスファンド）の一択でしょう。
そして複利の効果を最大限受けるために、
投資信託でも「無分配型」「分配金再投資型」の商品を選んでください。
毎月分配金を受け取れる、分配金受取型の商品は一見お得ですが、
複利の効果が得られず、長期投資をする若い人にはおすすめしません。