せみ太郎でございます。
平日は朝早くから満員電車に揺られ会社へ行き、夜遅くまで仕事に明け暮れ、また満員電車で帰宅する。
土日は仕事の疲れがとれず、寝てばかりいる…。
こんな生活に生きがいなど感じませんよね。
そんな時、セミリタイアに憧れませんか?
セミリタイア(早期脱サラ)して、精神的、時間的余裕をもてれば、人生は豊かになります。
今回は、資産2,000万円でセミリタイアが可能かどうか検証していきます。
セミリタイア後の生活費は人それぞれ
私は、5,000万円貯まったら、もしくは、副収入が月20万円を超えたら、どちらかを達成した時点で脱サラし、セミリタイアするという目標を持っています。
(ちなみに、5,000万円というのは株式等は除く、現金のみの金額です)
しかしこれはあくまで私の設定金額であり、この金額には当然個人差があります。
一番大きなものとしては、家族構成の問題があります。
独身なのか、既婚なのか、共働きなのか、子供はいるのかなど、また年齢によっても金額は変わってくるでしょう。
セミリタイア後の生活費を月20万円としてシミュレートする
今回は、セミリタイア後の生活費を月20万円としてシミュレートします。
内訳は以下です。
住居費 | 8万円 |
食費 | 4万円 |
水道光熱費 | 1万円 |
通信費 | 1万円 |
娯楽費・雑費 | 4万円 |
税金等 | 2万円 |
いかがでしょうか。
ちなみに、いくら資金があればセミリタイア出来るか試算できる計算式があります。
年間支出額×25=セミリタイア必要資金額
例えば、セミリタイア後の年間の生活費を200万円と仮定します。
200万円を投資の運用益だけでまかなうとすると、
200万円÷0.04=5,000万円
つまり、5,000万円資金があれば、利回り4%の運用利回りだけで、年間の生活費が捻出できる計算になります。
これを、上記の計算式に当てはめてみます。
200万円×25=5,000万円
同じく、5,000万円という数字が出てきましたね。
今回は、月に20万円の生活費なので、年間にすると、
20万円×12=240万円
年間240万円必要になります。
2,000万円を元手に資産運用するとどうなるか?
では、2,000万円を元手に、配当収入を得ようとするとどうなるか試算します。
年間配当利回り3% | 年間配当利回り4% |
60万円 | 80万円 |
上記の通りです。
うまくポートフォリオを組めば、配当利回り4%は十分に可能でしょう。
80万円を月に換算すると、約6万5000円の配当収入となります。
しかし今回は年間の生活費は240万円なので、
240万円ー80万円=160万円
配当金だけでは、年間160万円足りないという計算になります。
アルバイトで生活費を補う
さすがに、資金2,000万円だけでは、一切働かずに暮らすことはできないことが分かります。
そこで必要になってくるのがアルバイトです。
セミリタイアしたい!と思われている方にとっては、とにかく何事にも制限がされる、正社員としてのサラリーマン生活が嫌だと思っている方が多いと思います。
その点、アルバイトであれば、自分の好きな時間に働くことができますし、正社員の時より楽な気持ちで働くことができるでしょう。
どのくらいの時間アルバイトをすればよいか?
では、実際どのくらいの頻度でアルバイトをすればいいのかを試算します。
例えば、時給1,000円のバイトで一日6時間、週に3日間やると、一週間に1万8000円。
月に換算すれば、約7万2000円になります。
あまりに日数や時間を増やしてしまうとセミリタイアの趣旨から外れてしまいます。
このくらいの時間、日数であれば、十分自分の自由な時間を持つことができるでしょう。
アルバイト以外の副収入をプラスする
ここが大切なポイントです。
アルバイトの収入だけでは、月の生活費をまかなうことはできません。
そこで、ブログ運営による収入をプラスします。
ブログ運営は、セミリタイア後の趣味としてもおすすめできますし、何より副収入の方法としてもっとも簡単で、なおかつリスクを全くとらずに始めることができます。
ブログ運営を始めるのに必要な資金は、レンタルサーバー代、ドメイン代、合わせても5,000円あれば十分です。
WordPressの有料テーマを利用したとしても、1万円~2万円程度の金額で済みます。
アルバイトの頻度から考えても、月に5万円を安定的に稼ぐブログを作ることは十分に可能です。
まず1年程度で月に5万円稼ぐブログを作ります。
そうしてスキルを身に付ければ、半年もあればもう一つ5万円稼ぐブログを作ることは容易でしょう。
これで、月に10万円の副収入を確保することが出来ます。
全ての収入を合算する
上記で書いてきた収入を合算してみます。
- アルバイト:7万2000円
- ブログ収入:10万円
- 配当収入:6万5000円
これで合計月に、23万7000円の収入となりました。
毎月の生活費が20万円なので、約4万円プラスにすることができますね。
資金2000万円でセミリタイアする時に一番重要なこと
上記で見てきた通り、資金2,000万円でのセミリタイアは可能と言えます。
セミリタイアというと悠々自適な生活感を想像しがちですが、資金2,000万円となるとやはり金額としては少ない感は否めませんね。
しかし先述したように生活費には個人差がありますし、何より、セミリタイアは様々な縛りからの自由を得るためのものでもあります。
セミリタイアしたいと強く思うのであれば、やってみる価値は十分にあるでしょう。
ただし重要なこととして、元手である2,000万円は、資産運用でのみ使用するということです。
上述の収入源に、全くリスクがないとは言い切れないからです。
資産運用に関しては、思っていたより利回りが落ちる可能性も0ではありません。
ブログ運営も、Googleのアルゴリズムの変更によってPV数が落ち、収益が下がる可能性も0ではありません。
アルバイトに関しても、健康を害し、収入が得られない可能性も0ではありません。
リスクヘッジの観点からも、生活防衛費として元手の2,000万円には運用以外では手を付けないのが賢明です。
とはいえ、リスクを恐れ過ぎていては何も始められません。
動かないリスクもあると考えるべきです。
その為にも、セミリタイアする前からの事前準備と、いくら資金が必要なのかなどのシミュレーションをしておく事が重要になってきます。
まとめ
まとめると、
・2000万円は運用資金として以外には手を付けない。
・セミリタイア前からの事前準備とシミュレーションでリスクヘッジを行う。
以上を行えば、2,000万円でのセミリタイアは可能と言えます。
セミリタイアしたいという気持ちが強ければ、十分に実現することができると考えます。
安心なセミリタイアをするためにも、日々の努力と準備を怠らず頑張りましょう!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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