株価暴落時に二番底に向けておすすめする投資方法【コロナショック】

資産運用
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せみ太郎でございます。

新型コロナウイルスの感染拡大によって、全世界の株式市場が荒れています。

現時点で、一旦底を打った形となっていますが、過去のリーマンショックなどから見ても、二番底、三番底の可能性を念頭に置く必要もあります。

ただ、二番底、三番底がいつくるのかを予想することは困難を極めます。
確実に予想することは、誰であってもほぼ100%不可能と言ってもいいでしょう。

それでも、投資をするからには二番底、三番底を見据えながら投資を続ける必要があります。

今回は、このような二番底、三番底もあり得る不安定な相場局面で、具体的な銘柄も例示しながら、どう投資していくべきかを説明していきます。

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二番底、三番底を予想することは不可能である

まず第一に、二番底、三番底がいつ来るのかを予想することは、誰であってもまず不可能であるという事です。

合わせて、二番底、三番底が来ないという可能性も当然ある訳です。

例えば2ヶ月後くらいに二番底が来るだろうと想定して、現金を多めに来たるべき二番底に備えていたとした場合、もし二番底が来なかったら、徐々に上昇する株価を眺めているだけで、せっかくの投資機会を逃す結果になってしまいます。

もちろん、例え二番底が来たとしても、大底で投資できるとは限りません。

であれば、どう投資するのが一番いいでしょうか。

私であれば、下記の手法を取ります。

優良高配当株と、米国ETFに押し目で分散投資する

今回の暴落要因を考えると、実体経済に与える影響は非常に大きいものと考えます。

アメリカでは既に1,000万人以上が失業しているという現状です。
ワクチンや効果的な治療薬の目途が立つまでは、短期で急激に企業業績が回復するとはあまり考えづらいです。

これから、企業業績の悪化が発表され始め、株価が落ち込んでいく可能性もあるでしょう。

上記の要素からも、回復には長期目線での投資が必要だと感じています。

このような時、私であれば、優良高配当株と、米国ETFに押し目で分散投資をしていきます。

一つずつ見ていきます。



優良高配当株に押し目で分散投資する

現時点で、業績が堅調にも関わらず、今回の外的要因によって株価が大きく下落しているような優良高配当株があります。
こういった銘柄に、日経平均株価が下落した際に、ゆっくり買い進んでいきます。

ちなみに、業績が堅調で、今後回復が見込まれるであろう銘柄であれば、高配当株でなくても良いと思います。

ここで注意したいのは、今後業績がどうなるか分からないような銘柄にキャピタルゲイン狙いで投資をするのは避けたほうが賢明です。
今回の暴落に耐えられる体力があるかどうか見極める判断が必要です。
株価が戻らなかったり、最悪の場合、倒産してしまうような銘柄に投資してしまっては元も子もありません。

高配当株の場合は、今後の減配という可能性もありますので、よく注視して、いくつかの銘柄に分散投資することが有効です。

高配当株の場合、連続増配年数なども投資する指標になります。
日本株でも良いですが、アメリカには日本の増配記録が比にならないくらいの連続増配銘柄がたくさんあります。
米国株も当然投資対象となります。

米国ETFに押し目で分散投資する

NYダウが戻しつつあるといっても、2020年2月12日に29,551ドルの史上最高値を付けてから、現在約22,500ドルと、約7,000ドルも低い値です。

これはまだまだ絶好の投資チャンスとも言えます。

米国ETFとしたのは、長期的に見て今後も経済成長が一番期待できる国はやはり米国であり、革新的な企業が生まれ続け、世界をリードしていく可能性が一番高い可能性があるのは米国だと考えるからです。

画像引用元:S&P500 Histrical prices

上のグラフは、アメリカのS&P500のチャートです。
チャートを見れば分かる通り、短期的に見れば上げ下げを繰り返していますが、長期のスパンで見れば、右肩上がりで成長をし続けていることが分かります。

私としてはアメリカは必ず復活してくると考えているので、国内ETFより米国ETFに投資します。

具体的な銘柄としては、

  • VYM(バンガード・米国高配当株式ETF)
  • SPYD(SPDR ポートフォリオ S&P500 高配当株式ETF)
  • HDV(iシェアーズ・コア 米国高配当株ETF)

この辺りの高配当株式ETFに投資します。

もしくは、

  • VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)
  • VOO(バンガード・S&P500 ETF)

上記のような銘柄でもいいでしょう。

ETFなので、当然1銘柄で分散投資をすることが出来ます。

どのように買い進んでいくかですが、例えばNYダウが2%下落した時に拾っていく、というような自分なりのルールを決めて買っていきます。

買わないリスクを抑え、優良株、米国ETFを買い進む

二番底、三番底の可能性もある不安定な相場局面においてのおすすめの投資方法について見てきました。

まとめると、

・キャッシュを多めに確保しておき、投資しないリスクを抑える。
・優良高配当株に押し目で分散投資する。
・自分なりのルールを決めて、米国ETFを押し目買いする。

長期的に見れば株価は回復していくと考えているので、株価が下落した時に押し目で買い進んでいく方法がこのような局面では現実的かつ有効的かと考えます。

今は投資をする最大のチャンスでもありますので、長期的にゆっくりと構えて投資していきましょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
 

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