せみ太郎でございます。
新型コロナウイルスが猛威を振るっています。
世界経済も例外ではなく、2月末の株式は大暴落しました。
2月最終週の下げは酷く、日経平均株価は週間で2,243円下げました。
下げ幅はリーマン・ショック直後の2008年10月6日~10日(2661円)以来の大きさとなりました。
また、NYダウも1,000ドル以上の下げを二度記録、27日の1,190ドル95セント安は過去最大の下げ幅となりました。
これだけ見ても、今回のコロナウイルスの影響は非常に大きいと言えます。
3月初日は日本株は上げ、ダウも1,293ドル高と過去最大の上げ幅となりました。
そして本日3日の日経平均は前日比261円安と一転、安値引けしています。
まだまだ、不安定な相場は続くと思われます。
株価が暴落した時、どうするか?
コロナウイルスによる今回の暴落で、保有銘柄が大きく下落してしまった方も多いのではないでしょうか。
私もいくつかの銘柄が含み損となっています。
今回のような株価の暴落時にどのような行動をとるのかは、非常に重要になってきます。
それは、保有銘柄のジャンルによっても変わってきます。
外的要因による株価暴落時に私ならどうするかを書いていきます。
ジャンルごとに見ていきましょう。
インカム狙いの高配当銘柄などの場合
配当狙いのインカムゲイン銘柄の場合、基本的にはホールドです。
その会社がしっかり配当を出し続けられる体力があるか、業績がしっかりしているかなど、購入時にその銘柄を精査して、納得した上で購入しているはずです。
であれば、今回のような外的要因による暴落時に大きく下がることはあっても、相場が戻ればその銘柄も株価は戻るはずです。
決算時などの重要な場面のチェックはもちろん必要ですが、このような銘柄は基本的にホールドです。
また、このような外的要因による株価下落時は、買い増しの最大のチャンスでもあります。
その為にも、投資資金にはいつもある程度の余裕を持っておくことも重要です。
せっかく買いたい銘柄が良い値段まで下がってきているのに買えない、となるともったいないですから。
キャピタル狙いの銘柄の場合
値上がり益を狙うキャピタルゲイン銘柄の場合、損切りも視野に入れます。
今回のようないつ収束するか分からない外的要因の場合、地合いに影響されてズルズルとその銘柄も下がっていき、結局上がらずということは往々にしてあります。
キャピタルだけを狙う銘柄であれば、のんびりしていると気付いたら大きな含み損だけを抱えるという可能性もあります。
こういう時は早めに損切りすることも正解の一つです。
このような場合は一定の期間の設定、もしくはここまで下がったら損切りする、とルールを決めてしまうのも良いでしょう。
投資信託、ETFなどの場合
完全ホールドです!
このようなインデックス投資系の場合(厳密に投資信託とETFは違うところがいくつかありますがここでは割愛)、長期で投資し続けることで最大の効力を発揮します。
ですので今回のような暴落時でも全く気にせず、ほったらかしで愚直に積み立て投資を行います。
まとめ 暴落時でも慌てず冷静に。逆にチャンスだと思うくらいでいい
暴落時、保有株の含み損が大きくなると確かにしんどいです。
しかしそういう時こそ冷静に、時には損切りも視野に入れ、最小限の損失で食い止めましょう。
また、暴落時は株を安く買えるチャンスでもあります。
このような状況ではどこが底値か見極めるのは非常に難しいですが、上昇相場を確認してから買いに入っても遅くはありません。
一番避けなければならないのは、慌てて考えなしに狼狽売りしてしまったり、相場から撤退してしまうことです。
私は本日、一つの銘柄を購入しましたが、このような時は、動かざること山の如しで完全に傍観者でいることも正解です。
買いも焦らず、売りも焦らずです。
相場もそうですが、何より早くコロナウイルスが収束に向かってくれることを願います。
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