せみ太郎でございます。
老後2000万円問題が叫ばれてから久しいですね。
今回はこの老後2000万円不足問題の本質と、その為の対応策を考えてみます。
年金はもらえなくなるのか？
老後2000万円問題で、
「年金がもらえなくなるのか？」
などの声が聞かれますが、これは間違いです。
年金制度が破綻することはまずないと考えていいでしょう。
（さすがに100年後とかのことは分かりませんが…＾＾；）
今後、給付水準が引き下げられることはあるでしょうが、
それによりむしろ破綻リスクは回避されるでしょう。
それに平均寿命の延びにより、毎月もらう分が減っても、長く受け取ることができると考えることができます。
また今回の金融庁の報告書も、年金制度の破綻を指摘したものでは全くありません。
2000万という金額は、年金収入21万円、支出26万円が30年続いたと仮定した場合ですね。
これが万人に全て当てはまるかと考えたらそんなことはなく、
あくまで分かりやすく試算している数字であるだけで、
人によっては1000万円かもしれないし、3000万円かもしれないし、不足はないかもしれません。
個人差があるのは当たり前です。
それに現時点で、年金だけで生活するのは厳しいから、
年金プラス貯金などで生活している家庭はごまんといます。
今に始まった話ではないですよね。
この報告書は、今後長生きすることを前提に、
年金以外に資産形成をしていきましょう！と言ってくれている訳ですね。
資産形成を促してくれた今回の報告書は、意義のあるものであり、
ただ、2000万円不足かよ！と文句を言うのではなく、
資産運用の重要性を意識できた人の勝ちですね。
積み立て投資で将来へ備える
今回の老後2000万円問題で、資産運用に目を向けられた方も多いかと思います。
今後は給与の減少や退職金の目減りなど、
会社だけに依存する生き方では厳しくなってくる時代です。
ただ貯金をするだけではなく、資産運用をしていくのが当たり前になっていくでしょう。
投資は、貯金とは違い元本を増やせる可能性があります。
また、今はつみたて（積立）NISAやiDeCoなど、税制面でお得な制度を利用することもできます。
早い内から少しづつでも積み立て投資を実践すると、
最終的に驚くほど大きな金額になる可能性もあります。
例えば、毎月3万円の積み立てで年利5％で30年間運用した場合、
最終的に24,967,759円となります。
これで老後2000万円を解決することができますね。
これが長期で地道に投資することで得られる複利の大きな力です。
積み立てるなら、インデックス投資がオススメです
積み立て投資の場合、長期間価値が上昇する可能性のあるものに投資することが重要です。
個別の銘柄や投資商品ではなく、
大きなカテゴリー全体、つまり株式市場の指数に投資を行うインデックス投資がベストです。
世界経済は成長をし続けています。
日々の小さい騰落から、リーマンショックなどの大暴落まで、
短期的に見れば指数が大きく下がったり上がったりしますが、長期的にみると、ほとんど影響なく右肩上がりで成長を続けています。
つまりインデックス投資は、長期で運用することによって最大の効果を得ることができると言えます。
その中でも、米国経済は今後も世界をリードする可能性がもっとも高いと思います。
なので米国の株式指数である、S&P500などに投資するのがオススメです。
継続は力なり、続けることが大事です
積み立て投資は「続ける」ことが最も重要です。
途中でやめてしまったりせず、愚直に継続して資産UPを目指しましょう！
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
↓もう少し詳しくオススメな投資方法について書いています↓
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