コロナショックに逆オイルショック!株価大暴落でサーキットブレーカー発動

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せみ太郎でございます。

株価の暴落が止まりません。
3月9日の東京株式市場では日経平均株価は大幅に下落し、前週末比1,050円安の1万9,698円で取引を終え、終値はついに2万円を割り込みました。
2万円割れは、2019年1月4日以来、約1年2ヶ月ぶり。

また9日の米国株式市場は取引開始直後にNYダウ平均が1,800ドル超下落し、ニューヨーク証券取引所はこれを受け、取引を一時停止するサーキットブレーカーを発動。
取引が15分間停止される異常事態となりました。

サーキットブレーカーとは、市場の混乱を避けるため組み込まれた自動的な取引停止システムであり、実際に発動したのは今回が初めてのことです。

再開後も下落は止まらず、前週末比2,013ドル安の2万3,851ドルで終えました。
この下げ幅は過去最大となります。

2月末から、記録ずくめの相場となってしまっていますね…。

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コロナショックに加え、逆オイルショックが要因に

今回の大幅な下落は、新型コロナウイルスの問題だけでなく、原油価格の大幅な下落が追い打ちをかけた格好です。

新型コロナウイルスに端を発し、原油の消費減少懸念が強まったこと、OPEC(石油輸出国機構)と非OPECの会合で、減産の継続合意が決裂したことによる影響を受けています。

原油価格は湾岸戦争以来の下げ幅となり、コロナショック、逆オイルショックのダブルパンチで市場に大きく影響を与えた格好です。

狼狽売りをせず、冷静にチャンスを伺おう

こんな状況なので、本日3月10日の日本市場を戦々恐々と見ていましたが、朝方は予想通り売りが先行し一時800円を超える大幅下落で始まりました。
しかし段々と下げ渋り、終わってみれば前日比168円高とプラスに転じました。

プラスに転じた要因は様々推測はできますが、これが底とは到底思えません。
アメリカも新型コロナウイルスがこれから拡大することが懸念されますし、
今後もまだ不安定な相場環境は続くと考えます。

パニック売りで暴落が続くこのような相場環境です。
ただ、長期投資に対する狼狽売りだけは避け、短期投資においては銘柄によっては損切りも視野に入れつつ、損失を最小限に抑えたいものです。
このような不確定要素を含む相場環境ですから、玄人以外は静観を決め込み、今は新たに参戦しないことも重要な手の一つです。

大暴落が終わった後には必ずチャンスが訪れます。
その時の為に、キャッシュを多めに取っておくことも重要です。

厳しい環境が続きますが、この状況を何とか乗り切りましょう!
 

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